夢見る汗牛充棟
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2008年07月27日(日) |
地中海の海賊 リンゼイ・デイヴィス 付けたりだくえるふ万歳! |
矢沢聖子:訳 光文社文庫 購入 読了
密偵ファルコシリーズももう16冊目。早いものです。 もうやめよっかなーと思いつつ続けてしまうのは、舞台がローマで 美味しすぎるからかなぁ。
個人的にはようやく面白くなってきたのが150頁過ぎたあたりで (前の巻もそんなだったけれど)エンジンかかるまでが辛かったです。
アナクリテスは名前だけとはいえ、ちびりちびり出てくるのが嬉しい ようなもどかしいような。 はやくこってり登場してファルコと血で血を洗う愛憎劇を やらかしてくんないかなー。 その日が楽しみです。(そんな予定はないんだろうが)
ファルコ一族がわらわらもさもさ湧いてきて話に絡んでくるので 最近誰が誰やらわからなくなってきました。 本当に渡る世間になってしまうのだろうか。すごく嫌です。
今回出てきたおじさんはけっこう美味しかった。 そのうち死んだはずの兄さんも出てくるのではあるまいか。 確実に家庭を持ったファルコの密偵としての腕は鈍っているような 気がする。いつまで密偵やってられるんだろと思います。
そして、ファルコがどこに向かっているのかいまひとつわかりませんが ヘレナと仲が良いのはいいことです。
カミルスパパも登場で嬉しいな。パパは好きー。
そんなで次巻も出たら買うんだろうな。
もうぽしゃったと思っていたアイスウィンドサガの第二部が 7月31日に発売で喜びの踊りを踊っています。うわーい。
しかもドロウの遺産も今後刊行されるようでまた知らない ドリッズド・ドゥアーデンに会えるのは望外の喜びです。うっとり。 出たらいいなとは思っていたけど、本当に出るとは夢みたいだ。 いや、夢じゃない。今のところは。
訳文も子供向けからもう少し大きい人向きに変更するようで嬉しい かぎりです。 トリロジーとして一部が三分冊ソフトカバで第二部はハドカバーで 一冊ってのバランス的にどうなの? 感はあるけれどこの際原書で 読めない身としては歓びと感謝の心で購入しつつ、第三部も無事に刊行 されますようにと祈りを捧げようと思います。……出るかな?
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