「隙 間」

2005年08月06日(土) かつての「妄想大学暴走部」

普通の人にはなかなか想像しづらい感覚だけど「キャラが動き出す」という感覚がある。
舞台のシナリオを書いたりしている地元の友人との間で、そんな話をしたことがある。
「キャラの設定が決まって、舞台風景が固まってくると、後は勝手にキャラ達が動き回って、それを書いてゆく」
他の人には、この感覚がわかるだろうか?
自分が動かすんじゃない、勝手に動いてゆく。
そんな馬鹿な! と思われるんだろうね、きっと。
小学生の頃、夢の中で、自分の夢を自分が映画監督と主役を演じるように「カット、やり直し! ここはそういう場面じゃないでしょ!」と夢の中で夢をやり直している夢を見ていた時期がある。これも「そんな馬鹿な!」と思われるだろう。
あの感覚をもっと大切にして、もっと早くからもの書きを始めていればよかった……と、ちょっと後悔。
以前の会社の先輩に「すごいなぁ、ぱっとカップル見ただけで、なんでそこまで妄想が暴走できるの?」と、手を叩いて笑われたことがある。これは別に馬鹿にされたわけではないけれど。
放送大学の語呂に掛けて、そんな馬鹿な妄想を楽しむ先輩達と「妄想大学暴走部」なんてグループを作ったりもしてたねぇ。
久し振りに馬鹿な妄想でも沸いてこないかしら……。
何故だかわけも無く、ちょっと昔の思い出を思い出してしまった……。
まだ思い出せる思い出があったのね……(苦笑)。


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