「隙 間」

2005年10月26日(水) 短編小説コンテスト入選!

週末から今日にかけて、かなり、アップダウンが激しかった。
なによりまず、前日の尾をひいてほうほうの体で仕事をし、耐え切れずに21時過ぎ頃に早々と帰宅。
ヘビーなまま週末に突入。
で、見知らぬ郵便物が届いてて「架空請求」だろうと思って、とりあえず開封。
正直、驚いた……。
な、なんと!
「入選」のお知らせ!
応募した短編小説が、コンテストで入選した!
最優秀賞は該当なし、優秀賞2名、佳作2名、入選30名、総応募者371名。
30名の中に入った!

き、奇跡だ……。
気分は最高、でも、体調は最悪に突入。
完全に風邪っぴき、月曜当然また休み。休み過ぎ。

で、ナルコみんなが経験する事を、まさか自分が体験する事になるとは……。
唯一説明をしてある同期から緊急連絡が入った。
内容はまあ「気持ちの問題、自分に負けて悔しい思いをしたいのか、同情してもらいのか」うんぬんくんぬん。
客観的な危機への忠告と励まし、だというのはわかるし、その気持ちには感謝でいっぱいだ。

でも、自分を甘やかしてダウンしているわけじゃない。闘う事を諦めているわけじゃない。毎日闘っている。当事者達にしかわからない。
気持ち、体調、薬、副作用、希望と中途半端な絶望。
そんな毎日のを普通の人同等の仕事をこなさなければならない。
もちろん「前まではそうじゃなかったじゃないか、それが何で今できないんだ」とも言われる。

その「前まで」の無理が積もりに積もって、ここで破裂したのかもしれない。
でも、あまりにも確定的な情報が少ないため、「〜だろう」「〜かもしれない」としか専門家(これもまた数少ない)ですらくちに出来ない状態。

自分たちで理解しきれない事を他人に伝える事はまず、無理。
専門家の肩書きから公式に口にされてる内容では、末端の各個人の代弁は、誤解や語弊を招くだけで、的確には伝えられない。
自分の事を自分の口で伝えようとすると「自分に甘い」としか伝わらない。

今の自分でやらなければならないこと
今の自分で出来ること
今の自分で出ている答え……

そんなこたあ、じゅうじゅう合点承知の助。
当事者同士でこぼし合う、他人から見れば「甘やかし」の言葉。
それは「厳しい」言葉の裏返しだという事が互いにわかっている。

「禍福はあざなえる縄の如し」

でもどちらかというと、

「胡蝶の夢」

の方が、しっくりきてるかも……。


 < 過去  INDEX  未来 >


竹 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加