ハッピーなラブソングをヘッドフォンで聴きながら、別れの哀しい物語を読む。自分にとって悲しい出来事なのに、どこかで冷静にそれを物語として書こうとしている。道行くたくさんの人の姿を眺めながら、それぞれのふとした表情や仕草をメモに刻んでいる。後ろの席の騒がしいお客の話に耳を傾けたり……。自分が本当はどんな人種なのか……?そんな人種であろうと酔っているだけなのかもしれない。