今日は(?)上野。 とあるコーヒーショップで、興味深いカップルの隣の席に座ることになった。 「そうよ〜、もう、大変だったのよぉ」 どう聞いても男の声。 確か隣の席には、小太りな青年が座っていたはず。 おネエ言葉の主は、やっぱり男の人。身長は大体百八十センチ弱くらい。結構高い。頭は五分刈り。 肩掛けしたビジネスバッグの中から、地方のお土産らしき紙袋を取り出す。 「これねぇ、すっごい、美味しいって評判だったのよ」 「へぇ、そうなんだ。俺のために?」 「そう、ホントは形に残る方がいいかな? と思ってね……」 ごそごそとまた別の小さな紙袋を取り出す。 「え、まじで? これもいいの?」 嬉しそうに受け取る彼と、嬉しそうにそれを渡すカレ。 そして、何も興味無さそうにヘッドホンして文庫本を読みつづける僕。 ヘッドホンの音はとっくに消してある。文庫本もページをめくるフリだけ。 耳はダンボの耳状態……。 キビ団子のお土産だったらしい。 (出張先は岡山か?)作りが以前行った時と変わった、だの、出張の楽しみがどうの、だの……。 とにかく、カレが喋る喋る喋る。 そして、彼の方はとにかく「へえ」「ふうん」「ほほお」と相槌を打つ。 二人が立ち上がって席を立つ時、空になった二人分のトレーをカレの方が「ささっ」とまとめて片付ける。 不思議な空気だった……。 ここ、上野、だよね。 そういう方々とまともに会ったのは初めてのことだった。 「あり」なんだよねえ、別にヘンな感じは周りに与えていないし、本人たちが楽しく過ごしている姿は、微笑ましいかぎり。 おっとと…… こんなこと書くと誤解されそうだから、はっきり言っておかないと! 私は、ちゃんと、女の子が大好きです!(笑) 今日は 「8748」
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