久しぶりのオリジン弁当。 顔見知りになっていたおばちゃんから 「あら、お久しぶりじゃない。早い時間に来てたのかしら?」 いつも行っていたときはだいたい夜の十一時以降だった。 その時間帯におばちゃんはいつもいた。だから、何も言わずに「大盛でよかったわよね」なんて会話をするようになっていた。 「いや、自炊っていうか……ご無沙汰です」 と答えた。 おばちゃんにとって自分は夜十一時以降にしかこれないお客。 そういう生活だった……。ほぼ毎日。 「無職になっちゃったんですよ〜」 何故、ためらわずにそう言えなかったんだろう……。 どうでもいいじゃん、他人なんだから……。 いや、でも、ひょっとするとおばちゃんは、あっけらかんと笑って、「お弁当食べて頑張ってね」と言ってくれるだろう。 今はいたって普通の生活をしていることを痛感。 今日は 「10427」
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