とある縁で、都内某設計事務所の方からお声がかかり、一度お話しましょうという運びになった……。 慌てて資料を整える。だって、この業界に復帰する気は無いのだもの。用意なんかしていませんってばさ。小説のストックなら用意はしているけれど……苦笑 さて、どこまで売りを出して、どこからを引きにするか、ひと思案が必要。 明らかに、前の会社以上の環境なんかは望めないだろうし、そうなれば、普通の(あくまでも設計業界の)仕事をこなせない身体となり、普通の(あくまでも一般サラリーマン、たったの二時間の残業で「あ〜あ、働き過ぎちゃったよ」なんて真顔でいう世界)仕事でなんとかこなせるようにやってゆくしかない、ということは揺らぎようの無い事実なのだから、どこまで妥協点をその二つの世界の間でひくことが出来るか、ということが重要になる。 普通の人は……語弊があるかもしれないけれど、普通の会社で普通に与えられた仕事を普通にこなすことですむ。だけれど、普通とは違う場合、自分の全てを周りの全てに対して調整してゆかなければならない。 そしてそれをどこまで周りにこぼしてゆくのかも、自分の責任の元に考慮してゆかなければならない……。 ……あ〜あ、めんどくさい。 ま、しかたがないけれどね。誰だって自分で自分に責任を持って、自分ときちんと向き合って暮らしているのが、普通のことなのだから、ね。 今日は 「12243」
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