「隙 間」

2006年11月01日(水) 潜り過ぎた! 「メトロに乗って」「サンキュー・スモーキング」

 朝イチから映画をはしごするつもりだったのに、目が覚めたらもう昼過ぎ!
 びっくりしたねえ……。目覚ましもいくつもセットして、携帯のアラームも二時間を十分間隔で鳴るようにしていたのに、さすがナルコ(?)、一切動じず!(笑)

「メトロに乗って」

 を、まずは観た。
 これはもう、役者・大沢たかおの存在に一発でやられた!
 思わず「ホロッ」とさせられた……。この作品は前評判通り、傑作かもしれない……言い過ぎ?
 ストーリーとかはなんか、特筆するほどではないかもしれないけれど、テーマソングの「プラットホーム」を歌っているsalyuの声が切なくてとてもいい演出になっている。くそっ、文字だけしかない歯がゆさを痛感させられる(苦笑)

「サンキュー・スモーキング」

 を次に観た。
 これはもう、痛快愉快、そしてちょびっと考えさせられる、ためになる作品。
 物事の考え方や、議論の仕方やら、皮肉と笑いを織り交ぜて展開してゆく。これも観て損はない作品だった。

 ちなみに、喫煙を推奨する類の作品ではないです。

 ただ、ね……。
 健康を害するものであり、他者に害を与えるものではあるけれど、例えば、の話で、未成年に影響を与えるからマンガ・アニメの中での喫煙の場面を制限もしくは禁止する、といった話になっている、なんて世の中は間違っていると思う。
 それじゃあ、高コレステロールで若年性成人病の危険が囁かれているのだから、それにもっとも影響を与えるべく世の中にあるもの……

 ファーストフード、コンビニ弁当業界の類

 を批判しなくてはならないんじゃないの?
 とは考えられないだろうか。
 全てのコレステロールの原因となる食材・料理のラベルやメニューの隣には、グロテスクなドクロマークや、肥大化した肝臓、動脈瘤(りゅう)……etcの類のマークを必ず表示しなければならない、とか、購入や摂取する際には、健康診断の検査値を提示しなければならない、とか、なるでしょ。

 要するに、否定や攻撃することは誰にでもできる。文句だけ言えばいいのだもの。
 そうではなくて、自分できちんと判断して、選択することを学ばなければならないはず、とこの作品は語っている。
 判断・選択するには、一部の人間が勝手に規制して目に触れないようにしてしまったら、選択肢にも挙がらなくなり、調べる、自らの責任で選択する、といった成長の過程で必要なものがどんどん乏しくなってしまうことにもなりかねない。

「臭いものにはふたをしろ」

 な世の中になっているよね、最近のニュースとか見ていても。
 自分、もしくは一部にとって不都合なものは、目に触れないように細工する。

「子どもの命」
 とか、
「足りない履修」
 とか……苦笑

 理想と現実のギャップなんだろうね。
 素晴らしい子供たちの学校生活、進路指導、教育、実績、世間、そして、理想論。

 そうそう、マニアックだけれど、自分が大好きなマンガ「墨攻」が、映画化されるんだね。あれ、原作は小説?
 ……とにかく、あの壮大な物語のどの場面を映画にするのか、興味津々。
 専守専衛を信条とした墨家の策士。だけど、やはりこの物語の中でも社会の矛盾が描かれている。
 子供向けのマンガではないから、大人も充分楽しめるし、感心させられる。本屋で見かけた人は、ちょいと読んでみてもらいたい。


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