「隙 間」

2007年01月27日(土) 尻尾振る犬

 東国原新知事、芸名「そのまんま東」さん。
 阿部首相の施政方針演説と比較されていた。
 内容は散々批判されていたが、首相としての様々なしがらみを考えると、某コメンテーターの「阿部カラーがでていない」とのコメントには、いや、カラー「そのまんま」だったんじゃないのさ、といいたくなった。

 阿部カラーって?

 世論とはまったく関係なく、私個人の、あくまでも私的なイメージとして、と断っておくが、私が思っている「阿部カラー」とは……

「尻尾振るワンちゃん」

 だと思っている。
 組閣人事だって、関係各位へのご褒美だったと言われていたし、とにかく、皆の不興をこうむらないために、べーやんは、尻尾を振ってご機嫌をとる。
 その尻尾が国民に向けられるだけの余裕が今の政界にないからではないだろうか?
 本来、国民に対して千切れるほどに振るべき尻尾が、首輪の紐をキュキュッと飼い主の皆様方に締め付けられていて、「まずはこっちから!」とされているのではないのだろうか。
 べーやんがあくまでも「美しい国」という言葉にこだわっているのは、現在国民がもっとも気にかけている問題に触れることにすると、政界がせっかく下ごしらえ(根回し?)しているものを覆すことになりかねないからなのかもしれない。
 教育再生だって、政治と金だって、社会保険だって……ねえ?
 尻尾振るご主人様たちに、噛みつかなければいけないことになるかもしれないんだもの……。
 政治家は野良犬には、なれないでしょ?
 野良犬には国民も肉をあげたりする気にはもちろん、ならないだろうし。だって、吠えるだけの力も後ろ盾もないこうるさい野良犬なんかより、身元の保証がされた、後ろ盾のある飼い犬になら肉をあげるきになるでしょ?

 そう。
 ここにも、吠えるだけは「ただ」な、野良犬が一匹……苦笑


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