「隙 間」

2007年02月10日(土) 「半パン・デイズ」と温存?

重松清著「半パン・デイズ」
を読んだ。
やばいわぁ、やっぱり、ヤバい。
小学校入学を前に、東京から父親の田舎の港町に引っ越してきたヒロシが、その町をやがてふるさととして暮らしてゆく物語。
最初は方言を口にするたびに東京を忘れるように思えていたのが、それがふるさとの言葉となり、その町に馴染んでゆく。
「おえんのう……」
な気持ちが詰まった青春の一歩手前までのさまざまなできごと。
青い春に踏み出す前の、「みどりの日々」のいとおしい毎日。
おとなが考えているほど子どもじゃないけれど、子どもが思うほどおとなじゃない。

だからこそ、いとおしい。

読むたびに胸を揺さぶられて、つかまれて、ため息をひねり出させられてしまう……。
やっぱり重松作品は、サイコーです。

月末のコンテスト締切に向けて、打ちのめされつつも気合いを入れ直された……苦笑

単純にあと百枚。
栗本薫さんは年末、一日に百枚書いたら倒れて入院したそうな。
自分じゃない力でそれだけ書いたら、そりゃ自分がまいっちゃうわな……。
「自分じゃない自分」な感覚とは最近ご無沙汰なのが釈然としない。
その時まで気力体力ともに温存の時期か……?


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