「隙 間」

2007年02月24日(土) 「家守綺タン」と東京22:00

 梨木香歩著「家守綺タン」

 を読んだ。
 梨木作品といえば、「西の魔女が死んだ」を読んで、ちょいと西洋チックな印象が強かったけれど、これは違った。
 純和風。
 おそらく明治時代あたりの物書きの不思議な、今昔物語風な出来事を綴った物語。
 高堂という登場人物が、なぜか京極堂とダブってしまった。
 真友夫婦の見えざる縁が……苦笑

 今日は午後イチから丸の内でセミナーを冷やかして、銀ブラして、ビックカメラのエレベーターでたくさんの人の前で窒息寸前で彼氏の背中を彼女がタップしてるディープキスを目の当たりにして、思わず「天晴れ!」と感心して、やっぱり神保町で次の作品を物色して、篠原さんの曲に耳を傾けた。

 海の青さに負けぬように
 空の高さに届くように
 夜の深さにおびえることなく
 月は黙って繰り返している

 ビルのてっぺんに、上弦の月が大地に向かって矢を放とうとしていた。


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