「隙 間」

2007年07月22日(日) 「堕落論」とニュートラル

 坂口安吾「堕落論」

 いつも目に留まってしまう谷崎潤一郎の隣に、抱き合わせのように並べてあったので、ひょいっと、手にしてしまいました。

 ……ほんとは、ごなに「なんだか坂口安吾の世界の、その入口に入るか入らないか的な作品だねい」と、今回の作品の感想をもらったのがきっかけです(汗)
 でも、坂口安吾はどんな作品なのか、読んだことがなかったのでよくわからなかったのです。
 で、ブックオフで物色してみたら「堕落論」が。
 できれば、「白痴」やら小説の類いを読みたかったのだけれど……。

 でもまあ、ページを開いてみて、おおっ!? と思ったのが、建築に携わるなら聞いたことがあるであろう「ブルーノ・タウト」という建築家のことを、ズバズバ切ってるんですね。
 おう、なんか共感、とにやりとしてしまいました。

 いや、タウトを批判しているんじゃないんです。

 外国人であるブルーノ・タウトに、日本文化論を語られて、なるほど、とうなずいてしまっている当時の日本国民へ、檄を飛ばしているだけなんです。

 でもなんか、坂口安吾が言っていることと、私がここで吐いている毒が、ところどころかぶっていることが……。

 切れ味の違い。

 は、雲泥の差だけれども。

 そうだよね……。
 もの書くならば、斜めにものごとをみることだって必要だものね。正面からものごとをみることが不得手になってきてるけれど……汗

 ただいま、脳みそ空回り中。

 ニュートラルの状態でアクセルぶんぶん踏み込んでいるような感じ。
 あっちにも、こっちにも、ギアを入れられない(笑)
 こんなときに、カチンとくるようなことをテレビで観たりしたら、もう、ものすごい勢いで、だらだらと毒を吐くんだろうねぇ……。

 気をつけよう(笑)


 < 過去  INDEX  未来 >


竹 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加