不忍池前の交差点で信号待ちしていたら、
火花が視界の横を走り抜けて、
ゆきました。 アスファルトを火花を散らしながらすべってゆく黒いかたまり、少し遅れてそのあとを追いかけてゆく人影。
信号待ちをしている正面のタクシーの手前で人影は止まり、黒いかたまり……原付バイクが、
ガスンッ
とタクシーの前部にぶつかり、音を消す。
スピードの出し過ぎによる転倒。
でした。
警察官がちょうど自転車で巡回パトロールをしていたらしく、一分もたたずに交通整理と救急車の手配をはじめました。
こけた彼、はすぐに起き上がろうと上体を起こしたところで、
「動かないで。そのままで」
と静止をかけられ、やってくるパトカーと救急車のサイレンに耳を傾けることしかできずにいました。
転び方もきれいだったし、きれいにすべっていたようだし、すぐに自分で起き上がっていたし、大した怪我はなさそう、でした。
が、
警察官に立ち会われ、救急車に乗せられ、明らかに、
転倒事故
ではなく、
交通事故
となってしまいました。 タクシーのフェンダーを傷つけた、ということで、正式になんやかんやと手続きとかしなくてはならなくなってしまうのではないでしょうか……。
命にかかわる事態
ではなかったので、そんなことを考えることができるというもの。
事故には、充分、気をつけましょうね。
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