「隙 間」

2008年05月24日(土) 湯島天神例大祭と華麗なるまんてん「四分間のピアニスト」

 湯島天神例大祭

 に行きました。

 色鮮やかで、賑やかで……
 香ばしい露店の香りの誘惑。

 耐えました。耐え忍びつつ参道を抜けてゆくと、

「わっしょい、わっしょい」

 子ども神輿です。

「わっしょ、あっ」

 悲鳴と共に神輿が止まり、わらわらと大人子どもが輪に……。
 男の子の靴が脱げ、転んでしまったのでした。

「ほら、小さい子を前にしてやれって言っただろ。ほらほら、みんな替わって」

 世話役の兄さんが仕切り直し、再び出発。

「わっしょい、わっしょい」

 微笑ましく見送り、気がつけば「湯島古式蕎麦」を通り過ぎていました。
 坂を戻るのも面倒と、そのまま直進し、神田明神へ。
 神田明神では結婚式が行われてました。

 白無垢、角隠し、祝詞に三三九度。
 ええなぁ……。

 ひとの幸せに負けて我がこころが折れたらいけない、と言い聞かせ、懐かしの味「ライスカレー まんてん」へ。
 学ラン姿の小さな後輩たち(中学かしらん)の姿があり、さらに奥には大きな後輩たち(大学生)の姿も。
 わたしがもしゃもしゃとかつカレーを頬張っていると、大きな後輩たちが「ごちそうさんです」と席を立ち、マスターが小さな後輩たちに、

「こっちの先輩が払ってくれたから」

 とひと言。

「ありがとうございます」

 知り合いとかじゃあないです。
 たんなる、学校繋がり、なだけです。

 明中高生御用達の「まんてん」ならではの光景。

 ……?

 おまいら、校舎は調布に移転しとろうが。
 なんで神保町におる?

 などと理由を想像しながら、彼らよりもっと大きな先輩であるわたしは、自分の分だけお勘定を済ませてました(笑)

「ライスカレーまんてん」にて思う。

 人生(ライフ)に華麗(カレー)に勝つ(カツ)なんて思わない。
 最期に自分で「まんてん」を点けられるようなものであればいい。

 と……。

「四分間のピアニスト」

 をギンレイにて。
 ピアノの才能を持つ女囚ジェニーが、その才能を見抜いたピアノ教師クリューガー老婦人とのレッスンによってコンテストに出場してゆく。
 恨みをもつ看守によって大部屋に移されて、寝ている間にベッドに縛り付けられたその布切れに火をつけられたり、コンテスト直前にピアノの鍵をかけられて練習をできなくされたり、それを乗り越えてゆく。

 とまあ、そんな話です(笑)

 私は誰にも頭を下げたりしない。

 そして最後に、やられました(笑)
 ピアノを弾きたくなる。
 いや、弾けるなんて、なんて羨ましいっ。
 と思わされました。

 だって、強く叩けば強く、弱く叩けば弱く響き、自分の気持ちをダイレクトに表現してくれるんですもの。

 表現できるものを持っているひとに、憧れます。

 そういえば、その最も身近に感じられる、刺激を与えてもらえる舞台を観に行かなくなって久しいです。
 メジャーじゃなくて、アングラ小劇団系がいいんです。

 駄菓子屋本舗の舞台も、せっかくの機会に行けなかったりすることが続いてるし。

 どこか近くに劇場やらないかしらん……?汗


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