白日の独白
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2004年02月26日(木) 3.野又 穣展

★野又 穣展 Points of View−視線の変遷−
☆西武ギャラリー

1番最初に出逢った時は、泣きたくなるような青空や夕焼けに、白い塔がポカンと建った作品だった。
窓はあるけれど扉は見当たらなくて、一体何が閉じ込められているのだろうと想っていた。

今回は木を描いた作品が印象的。
どれも空へ届きそうな大きな木で、上へ上へと伸びている。
だけど上しか伸びることが出来ない。
周囲を囲われていて、枝を伸ばすことができない木。
枝を全て掃われて、造型的ではあるけれど木では無くなっている木。
とても不自由な木達ばかりだ。

あの塔の中にも閉じ込められていたのは木達だったのだろうか?

大好きです。
次回を楽しみにしております。



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