白日の独白
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★野又 穣展 Points of View−視線の変遷− ☆西武ギャラリー
1番最初に出逢った時は、泣きたくなるような青空や夕焼けに、白い塔がポカンと建った作品だった。 窓はあるけれど扉は見当たらなくて、一体何が閉じ込められているのだろうと想っていた。
今回は木を描いた作品が印象的。 どれも空へ届きそうな大きな木で、上へ上へと伸びている。 だけど上しか伸びることが出来ない。 周囲を囲われていて、枝を伸ばすことができない木。 枝を全て掃われて、造型的ではあるけれど木では無くなっている木。 とても不自由な木達ばかりだ。
あの塔の中にも閉じ込められていたのは木達だったのだろうか?
大好きです。 次回を楽しみにしております。
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