白日の独白
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2004年04月04日(日) 44。

 『御誕生日おめでと。』

君に直接言うことはもうできないから、ここにメッセージを遺して置きます。

君のはにかんだ笑顔とか、鼻にかかった声とか、とても理知的な話とかが、今でも不意に僕の中に侵入する。
僕はその度に、眼を瞑り 耳を塞ぎ 「出てけ」と叫んで君を追い出そうと必死になります。
君の影はいつまで経ってもなくならないで、僕を苦しめ続けています。
僕は未だ、君に囚われたままです。

御願いです。
僕を助けて下さい。
僕を見棄てないで。


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