白日の独白
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2007年06月04日(月) 統合

切れ切れではあるが淀みなく話す貴女の言葉を僕は記す。
ノートに書かれているのは文章になれない単語のみが散乱している。
いつもそうだ。いつもいつも。貴女は断片的なことしか語れない。
何故なら貴女の眼はこの世界の細部のみを見ようとするから。
部分の寄せ集めが全体であるのは間違ってはおりません。
けれど全体は部分の集合体以上でもあるのです。
僕は貴女にそれを伝えられるのでしょうか。
それは貴女の望むことであるのでしょうか。


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