白日の独白
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2007年09月24日(月) 別離

好きな人が南の島へ行くと言った。
僕が淋しくなると言うと「今だってほとんど会わない」と言った。
君の言う通りだ。ここ数年間は1年に3回会えればいい方だ。
それでも僕は淋しいと言った。そういうことじゃないんだ、と。
「何処に居ても同じだし嫌になったら帰ってくるから」と呆れたように言った。
君は僕と違って何処にも掴まる所がなくても立っていられるのだ。知っていたけれど。
僕はずっと君に憧れていた。君みたいになりたいと想っていた。
これまで少しも君には近付けないでいる。きっとこれからも君にはなれないだろう。
南の島で落ち着いたら僕を扶養にしてねと言った。
君は笑って「嫌。」と言った。「私は自分のことで手一杯なの」


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