for want of a better word
DiaryINDEXpastwill


2004年05月04日(火) 金曜5,6時間目の4人

僕らが出会ったのは高3の金曜5、6時間目。
僕ら4人は、四人のうちの一人か二人をもともと知っていて、他に誰も知り合いがいないからそんななか固まって知り合った。
そんなふうに出会った4人が、一週間に2時間しか同じクラスの無い4人が、こうして高校卒業後にも集まって遊んだり出来るってのは、本当に素敵で素晴らしくて、僕はみんなと会えるのがずっとずっと楽しみで仕方がなかった。

新宿で待ち合わせた。『今日の出来事』という映画を見に行く予定で。
でも、結局海のあるお台場へ行こうって予定を変えて、お台場へ僕らは向かった。

お台場で僕らはなんとなくうろうろした。ジョイポリスに入ろうとして混んでるからやめて、アイスクリームを食べながら猿回しを見た。
フジテレビの前で配ってるゼスプリのキウイをもらって、浜辺をずっとずっと端まで歩いた。日差しが強くて、日陰で僕らはだらだらと話した。
夢の大橋の中心で、みんなの夢が叶いますようにと4人でそろえた足元を写真に撮った。
ヴィーナスフォートで卓球して、エアホッケーして、プリクラを撮った。めっちゃたのしかった。

僕らはどんな風に周りのカップル達に見られたんだろう。ダブルデートとか、そういうのだろうな。とにかく僕らは仲良く遊んだ。

晩飯を食べて、僕らは観覧車に乗った。
観覧車からの夜景はすごくて、本当に半端無くて、観覧車に乗ってる間中僕らは大はしゃぎだった。

また浜辺に行った。夜の浜辺はなんて気持ち良いんだろう。僕らは靴を脱いで走り回った。他のカップルなんか気にせずに、僕らは青春を満喫した。

色々と話をした。
「星が数えるほどしか見えないねー」
「花火やりたいなぁ」
「きょうどっかにとまりたーい」
「結婚する前日にこんな風にして友達と遊んで嫁に行くの」
「こんなふうにしてこの4人で遊んだりするなんて最初は考えもしなかったね」
「次は夏にどっか泊まりで行きたいね」

終電を気にしつつ僕らは駅へ行った。
駅で女の子二人がトイレに行ってる間に大江戸温泉にもう泊まっちゃっても良いんじゃないかっていう話になった。それを提案して、二人に言い訳つくってもらって結局僕らは大江戸温泉に行った。

大江戸温泉の場所がわからなくて、人に尋ねつつたどり着いたときは、すでに足が棒だった。一日本当に歩きまくった。
浴衣を選んで、またはしゃいだ。
風呂に浸かって生き返った。のぼせるから半身浴で、僕ら二人はまた語った。美容師の専門に行ってるやつで、やっぱりデザインとかそういう話もした。
風呂を出て、夜食を食べた。そして僕らはいつのまにか二人ずつに別れてだらだら話していた。

僕と一緒にいた子は、僕を寝かさせないために色々な手を駆使した。つついたり、くすぐったり。
「ねぇねぇねぇねぇねぇ」「なに?」「呼んだだけ」「いらないからそういうの」
「ねぇねぇねぇねぇねぇ」「なに?」「呼びたかったの」「もういいって」
その子はそんなキャラじゃないし、僕はウザイといいながらも内心楽しかった。
向こうの二人がどうなってるかという話になって、その後やっぱり男女間の友情って成立しないのかっていう話になった。成立して欲しいなと思った。僕ら4人は、そういうの無しで今後もずっと仲良くしたいなと思った。
だらだらと僕たちは5時を迎えた。

その後4人で仮眠した。7時に起きて、朝風呂に入った。
あまりつかる元気もなくて、さっさと出た。4人で今度は足湯に入った。

朝飯を食べて大江戸温泉を出た。
本当に眠い中、僕らはまただらだらと駅まで歩いた。
5月8日に僕らの授業の先生の、本当に大好きな先生とみんなの予定が合えば、会おうという話をして、僕らは別れた。


本当に楽しかった。金の無くなり方も大変なもんだったけど、それ以上に楽しかった。僕ら4人が学校外であったりしたのは今回が二度目。それでもこんなに仲が良いのは何故だろう。本当に仲良くしていたい。
すっごく良い思い出ができた。


じゃがいも |MAILHomePage

My追加