for want of a better word
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昨日の晩、駅から君の家まで走って、君の家まで行った。 玄関の前で君に電話したけれど、君はやっぱりでてくれなかった。 ブザーを鳴らした。君がでてきた。「もう終電無いんじゃない?」 うん、ごめん終電で来た。
外で話した。むしろほとんど話さなかった。お風呂からでたばかりの君は、髪の毛も濡れてて、シャンプーの香りがして。 「なんか、期待されてるならつらいんだけど」
僕は君を抱きしめた。僕は何度も謝った。ごめん。 「知ってるでしょ?私、情をぶつけられるとぶつけられるほど冷めてくの」 うん。
僕は、今から思えば本当に取り返しのつかないことをした。 僕は、キスした。 君は嫌がった。
キスのあと、君は「下でてきとうに寝て」と言って、家に帰って、自分の部屋のドアを荒々しく閉めた。
悲しかった。
同居人が、降りてきてくれた。 同居人に話した。もう前みたいな仲に戻れないかもしれない。それがつらい。
同居人は、大丈夫だよ私も手伝うからと励ましてくれた
手紙を書いた。 謝ってるだけの手紙だった気がする。君の話にあいづちをうつことが嬉しいことも書いた。出来たら来年もみんなで君の誕生日を祝いたいと書いた。
朝、君は降りてこなかった。手紙を置いて、僕は家をでた。
ごめん、本当にごめん。
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