for want of a better word
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2004年09月06日(月) ごめん

昨日の晩、駅から君の家まで走って、君の家まで行った。
玄関の前で君に電話したけれど、君はやっぱりでてくれなかった。
ブザーを鳴らした。君がでてきた。「もう終電無いんじゃない?」
うん、ごめん終電で来た。

外で話した。むしろほとんど話さなかった。お風呂からでたばかりの君は、髪の毛も濡れてて、シャンプーの香りがして。
「なんか、期待されてるならつらいんだけど」

僕は君を抱きしめた。僕は何度も謝った。ごめん。
「知ってるでしょ?私、情をぶつけられるとぶつけられるほど冷めてくの」
うん。


僕は、今から思えば本当に取り返しのつかないことをした。
僕は、キスした。
君は嫌がった。

キスのあと、君は「下でてきとうに寝て」と言って、家に帰って、自分の部屋のドアを荒々しく閉めた。

悲しかった。

同居人が、降りてきてくれた。
同居人に話した。もう前みたいな仲に戻れないかもしれない。それがつらい。

同居人は、大丈夫だよ私も手伝うからと励ましてくれた

手紙を書いた。
謝ってるだけの手紙だった気がする。君の話にあいづちをうつことが嬉しいことも書いた。出来たら来年もみんなで君の誕生日を祝いたいと書いた。

朝、君は降りてこなかった。手紙を置いて、僕は家をでた。

ごめん、本当にごめん。


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