くじら浜
 夢使い







銀杏の樹   2006年11月28日(火)

15メートルはあるだろう銀杏の樹が立ち並ぶ。
いつもそこにあるのに、その存在感をあらためて思い知るのは決まってこの時期だけだ。

君はいつからそこにいるんだ
君はいつまでそこにいるんだ
君はどこに行こうとしてるんだ
君はなにを見ているんだ
君が想うと葉っぱが染まる
君が笑うと葉っぱが揺れる
君が泣くと葉っぱが落ちる
君が叫ぶと葉っぱが吹かれる

いつもそこにあるのに、
いつだってそのことに気が付かないんだ。







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