こんばんは。お元気ですか?桂子です。
本日は、『ドクター翡翠』ぱーと2 でございます。 (いずれにしても怪しいです…)
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ここは新宿歌舞伎町。二十四時間眠らぬ街――
「翡翠さん!助けてくれ!うちの若いもんが…!」 「また君たちかい?懲りないねえ。今日は一体どうしたの?」 「こいつが太もも刺されちまって…」 「痛え……痛えよう…助けてくれよう…翡翠さん…」 「男がきゃんきゃん泣くんじゃないよ。嫌なら組を抜けなさい」
――と、バタン、と扉があく音がして。
また急患か?とそちらを見れば。
「何ですか。この有様は。翡翠、そいつを渡しなさい」 「出血多量で殺す気かい?いくら君でも聞けないねえ。 こんな奴でも私の患者だ」 「――翡翠。あなたは勘違いしている」 「…何をだい?刑事殿」 「私は頼んでいるわけじゃない。 命令です――渡しなさい」
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……うーん残念色気がない……
ではでは今日はこのへんで。 みなさまおやすみなさいませ〜。
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