白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2003年02月03日(月) 無責任劇場

こんばんは。お元気ですか?桂子です。

本日は、『ドクター翡翠』ぱーと2 でございます。
(いずれにしても怪しいです…)





ここは新宿歌舞伎町。二十四時間眠らぬ街――


「翡翠さん!助けてくれ!うちの若いもんが…!」
「また君たちかい?懲りないねえ。今日は一体どうしたの?」
「こいつが太もも刺されちまって…」
「痛え……痛えよう…助けてくれよう…翡翠さん…」
「男がきゃんきゃん泣くんじゃないよ。嫌なら組を抜けなさい」

――と、バタン、と扉があく音がして。

また急患か?とそちらを見れば。


「何ですか。この有様は。翡翠、そいつを渡しなさい」
「出血多量で殺す気かい?いくら君でも聞けないねえ。
こんな奴でも私の患者だ」
「――翡翠。あなたは勘違いしている」
「…何をだい?刑事殿」
「私は頼んでいるわけじゃない。
命令です――渡しなさい」






……うーん残念色気がない……


ではでは今日はこのへんで。
みなさまおやすみなさいませ〜。


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