白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2003年02月27日(木) 仕事徒然

自分の作った商品が、店頭に並んでしばらく経ち。
お客様より、アンケート葉書が、
少しずつ届くようになった。

小学六年の女の子から、六十代の男性まで。
どんな動機で買って下さったのか。
使い勝手はどうなのか。
小さな欄にも関わらず、
とてもとても丁寧に、感想を綴って下さっていて、
一枚一枚感動したり、微笑みながら読んでいる。

商品が完成したときも、もちろん嬉しかったけど、
使って下さった方からの、生のお声を聞くことは、
それにも増して、嬉しいと思う。

じいんと胸をあたためながら、ゲラの整理を開始した。
初校、再校、三校、四校、……
それぞれのゲラに思い出がある。
大勢の人の、たくさんの赤字。
赤では足りずに青や緑も。
(自分の赤字は恥ずかしい…
見ていてぱっと避けたくなる…
これはどうしたわけだろう…)

汗と涙の校正紙。
時折、にじんだ珈琲の染み。

ここで私が箱に詰めればもう見る人もないだろう。

ありがとう、かわいいゲラたち。
形になって、よかったね。


とりとめもなく、すみません。

ではではおやすみなさいませ〜。


私信:Rさま、今日にはお心遣いをありがとうございました(感涙)
落ち着きましたら、また…。御本、最高に大好きです。
拝読できて、幸せです。


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桂子 [HOMEPAGE]