開戦のニュースを聞いたとき、ああまただ…と思いました。
湾岸戦争の勃発が、91年1月のこと。 正規の国連軍ではない、有志の国の参加による、 多国籍軍と呼ばれる部隊が、イラクに対して攻撃を開始。
メディアを通して報告される、ハイテク兵器の攻撃は、 まるでゲームか何かのようで、 それらの兵器が奪っていった、犠牲者の姿やその数は、 巧みな情報操作により、見え難いものでありました。
それから十年以上が過ぎ、また戦争が始まりましたが、 今回の武力行使については、安保理事会の容認もない、 湾岸の頃の軍にもまして、正当性の見えないもので、 そういう力による攻撃は、invasionにはならないのかと、 今回の経緯を追っていて、個人的には思いました。
ある出来事が歴史的に、客観的に「評価」されるには、 少なくとも十年程度が必要とされるようです。 (よって、日本の歴史の教科書などでは、評価のあいまいな 戦争や事件は、その詳細を取り上げるのは、十年程度は待つそうです。)
湾岸や更に以前の事実の総括をきちんと行わず、 過去を省みないままに、前だけを向いて走るのは… 非常にこう、説得力ない、上っ面だけを整えた、 軽率な行動に映ります。
十年先にもう一度、同じような戦争を、 見ることになってしまうのではと、 ふと考えてしまいました…
えらそうなことを書いてしまい、申し訳ありません…
ではでは今日はこのへんで。おやすみなさいませ…
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