白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2003年05月22日(木) いつでもここにいるからね

こんばんは。お元気ですか?桂子です。
タイトルは桂子の大好きな、「○○旅に出る」という歌の
歌詞からです。
○○に「鷹通」と入れてあげますと、実は先日アップしました拙作
「たとえ、千里を距てても」の裏のテーマになります…

歌詞というと引用しましたバーンズの詩、「A Red, Red Rose」は、
原文も訳詩も美しく、ひっそり気に入っております。

バーンズは、「蛍の光」の原詩で知られるスコットランドの詩人です。
とても人気のある人で、イギリスの詩人キーツなども、
彼を慕って墓所を訪れ詩作をしたりしています。

「A Red, Red Rose」の訳詩は色々存在しておりますが、
それぞれの訳で印象が違いとても興味深いです。

例えば、ある人は、
「俺の恋人よ、お前は赤い薔薇だ、
六月にぱっと咲いた赤い薔薇だ。」と訳し、
ある人は、引用しました言葉のとおり、
文語調で訳しています。

原文は、
「My love is like a red, red rose
That's newly sprung in June:」
となっています。

試しに友雅風に訳すなら、
「君は咲き初めの赤い薔薇
六月に咲いた赤い薔薇」

…こういう感じになるかなあ…
(語順をいじってしまってますが)


学生時代、ぶっちゃけ私は英詩の授業がつらくって;
古い英語が使われるので普通の辞書には載ってなく、
訳がさっぱりわからない〜(涙)
(例:fare thee weel = farewellとか…)

古い英語は発音もわからず気持ちよさげに読む先生に、
「先生ーーっ今どこの行読んでるのー?(;▽;)」と
すっかり「ここはどこ?」状態。


そんなだめだめ生徒の自分が今、詩に惹かれているなんて、
人生ほんとにわかりません…


ではでは今日はこのへんで。
みなさまお休みなさいませ〜。


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