夜中の暴走無責任劇場。(『CEOシリーズ』番外の番外)
「好きです――」
「…え…?」
「ずっと、あなたが好きでした」
彼が、私に近付いて。
私の顔を、じっと見て。
それからそっと、瞼を閉じた。
「藤原く――」
「…好きなんです。助けてください。CEO――」
まるで、許しを請うように。
彼は、私の胸のあたりに、こつんと頭を寄せて来た。
「今更だって、思うでしょう? こんな、私は滑稽でしょう? わかっています。 それでも――」
『気持ちが止められないんです』
苦しい声で、告げられて。
思う様――抱き締めた。
「……こんな、ソファでうたた寝ですか? お風邪を召しますよ?」
「……ああ……藤原く……」
「えっ…ちょっ…何ですか!?」
「何ですかって…もちろん…… ね、もう一度――」
ぱしーーんっ!!
「痛っ――??」
「……あなたは……あなたは…… 何を考えておられます!! 倫理委員会に突き出しますよ!」
*
……このお話はフィクションです。 本編とは何のかかわりも…恐らくないと…思われます。
(「もう一度」って、キスですよん。キスですってば。(だめ?(笑)))
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