白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2003年07月23日(水) えせ日本語考

先日会社にお客様からこんなお電話がありました。

「息子が塾のテストにて、『「行く」の反対語を書きなさい』の
設問に、「帰る」と答えを書いたのですが、誤答となりました。
正答は「来る」だということで。
息子は、「どうして間違っているんだろう…」と、納得できない様子です。
本当に間違っているのでしょうか…」

電話を受けたのは別の方だったのですが、
(そして間違いではないと回答。)
そのあと皆で「うーーーん」と、しばらく考え込みました。

「行き帰り」ともいいますし…結局言葉の意味というのは
文脈なしで判断するのは難しいのだろうと思います。


反対語、反義語というと思い浮かべるのが同義語。

これは、本当にあるのかどうか(※同じ言語体系の中で)、
未だに議論が続いているようです。

形が少しでも違うのは、意味や用法やスピーチレベル(略式、
正式、口語、文語など)の違いなど、
どこかが違っているからだ、と云われることが多いです。

言語の世界で有名な、国広 ○弥先生は、
先日開かれた某学会で、「同義語はあるのですか?」という
先生方からの質問に、
「私はもう…そういうことに、こだわることは、あきらめました」
というような発言をなさったようで。
会場が和やかな笑いの渦に、包まれた、とのことでした(笑)。
うーん好きかもそういうの(笑)。

日本語関連でもう一つ。
つい先月に、文○庁の2002年度「国語に関する世論調査」の
結果が新聞等に出ておりました。
ここで、大きく取り上げられたのは、
「流れに棹(さお)さす」と「役不足」。
これらは、60%前後の人が、意味を逆に捉えているそうです。
つまり、こういう言葉を文中に使うと、
意味を取り違えられてしまうことが大半になるということで…
間違えるほうが悪いんだ、と、云ってしまえばそれまでですが;、
誤解を避けたいと思うなら、別の表現に換えてみる、
そういう方向もありかもなあと、ぼんやり考えました。
(でも、そういって避け続けていると、誤解どころか
使われなく…でも、そういう淘汰も運命か……)


…なんて、ぐるぐる考えてみましたが、
私の書いている創作中には、難しい言葉が出ないので(笑)、
関係なしですね(^▽^;)。
(…はい。語彙の少ない私です…(涙))

おおっと長くなりました。ではではまた明日〜。


 < BACK  INDEX  NEXT >


桂子 [HOMEPAGE]