| 2003年09月04日(木) |
居ても立ってもいられない |
素敵な詩、というものは、読み終えたときにこう思わせる。 「こうしちゃいられない!」
本を置き、そのままどこかに走って行きたくなってしまう。
今日は、吉野弘の特集を買い、何度もそういう気持ちになった。
「あなたも あるとき 私のための風だったかもしれない」
「人は多分救いようのない生きもので その生涯は 赦すことも赦されることも 共にふさわしくないのに」
「愛の疾風(はやて)に吹かれたひとは 愛が遙かに遠のいたあとも ざわめいている 揺れている」
(以上、花神社 「増補 吉野弘」より)
ほんの、一部を切り出してみても十分なほどに力がある。 書かれた言葉は平易であるのに読めば読むほど奥深い。 優しいけれど、ぐっと切ない。
すごいなあ…すごいなあ… ほかの詩集も買ってみよう…
そんなところで。ではではまた〜。
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