白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2005年01月28日(金) 『百鼠』/更新「彼の、小さな灯」/メッセージ御礼

 
『百鼠』(吉田篤弘@クラフトエヴィング商會著)を読みました。
文章も世界観も大好きな作家さん。
一文一文すべてに意味がある、
捨てられる言葉などない、
語り口が限りなく優しい作家さん。

すぐに読むのがもったいなくて、毎日十五分くらいずつ
読んでいました。
この次のパラグラフでは何が起きるんだろうと、
それを明日読むまでに色々と想像してみる。
そんな楽しみを数日間くれた素敵な本でした。

ラスト、何かを考える前にじわっと涙が浮かんできて、
ああ、本当にいいお話だったんだ、体が涙腺が先に
反応してしまうほどいいお話だったんだと思いました。
色んないい文章があるけれど、(これも何度も既出の)
小川洋子、池澤夏樹、澁澤龍彦、掘江敏幸と今はこの人が
本当にいい文章を教えてくれる。
大切なことほど静かに語られるべきなのだと
教えてくれる。

いい文章というと、小川洋子が先日雑誌の対談で、
「いい文章はその語り手の声だけが聴こえる。
悪い文章はその書き手が一生懸命に紙に書きつけた
その音が聴こえてうるさく思う」と云っていて、
胸にズキッと刺さりました。
読んで改めて上であげた作家の文章を読むと、
確かに「声」として聴こえる、摩擦音が聞こえないんだと
思いました。
小川洋子、すごい…。

○更新のお知らせ
「彼の、小さな灯」をアップいたしました。
景時&譲です。
よろしければどうぞご覧になってくださいませ。

そして未だ「×」にできないのはどうぞご容赦くださいますよう…

望美ちゃんを想う譲くんを書いているこれらは
ノーマルカプ(サイト)として別途掲載すべきものなのかもですね。
白虎者SSとしては異端そう……(…ああまたも……)。


○メッセージをありがとうございますv
> 28日朝にくださった貴女さまv

こんばんはv嬉しいメッセージを頂きありがとうございましたv
ご返信のほう、送信ミスをした可能性があったため
(送信トレイに履歴が残らないボタンを押してしまったようで(涙))
念のためこちらでもレスさせてくださいませ。
拙宅のほう、ブックマークして閲覧くださっている
とのこと、とてもとても嬉しいです。ありがとうございます…v
携帯からですと確かにお値段かかりそうですよね;;
それですのに、お訪ねいただけて本当に感激です。

そして日記のほうもご覧くださったのですね!ありがとうございます。
「放浪癖(?笑)のある兄」、あの兄上は本当にそんな感じですよね(笑)
異界に来ても平家の陣におさまらず、あちこち出歩いて。
そしてそんな自由人な風来坊の兄とずっと暮らしていた弟くんは
見事苦労性の若年寄くんに…(笑)
今は景時さんしか出ておりませんが、兄上も
登場させてみたいものですv譲くんは眉をしかめそうですが…(笑)

貴女さまの作品、本当にあたたかで優しくて友雅さんの
愛情をいっぱいに感じました。
いつも掛けてくださるあたたかいお言葉そのままに…
それでは本日はこのへんで…v
来週は一層冷え込むそうですね。どうぞお体に気をつけてくださいませ。


 < BACK  INDEX  NEXT >


桂子 [HOMEPAGE]