白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2005年03月04日(金) お知らせ/メッセージ御礼



すみません…校正をあと少し掛けたいので
下記のお祝い創作は6日付けにずらすかも知れません…

(アップの前に下のような感じでペンでおおよそ単語毎にスラッシュを
入れながら読んでおります。これでも完全にはミスは潰せないのですが、
結構「」の閉じ忘れなどのミスが見つかるので便利で…。
品詞分解してくれるパーサープログラムがあればいいのですが自分は
持っていないので…

「すみません/…/校正/を/掛け/たい/ので/下記/の/お祝い/
創作/は/6日/付け/に/なる/かも/知れ/ません/…/」

…こんな感じです。でもすーっと読みとばしちゃったりするんで
やっぱり100%は潰せないのですよね…;)


お知らせ:景時さんBDお祝い創作はこちらで先に掲載させて
いただきたいと思います。(まだ先方に送れていない状態ですため…)
タイトルは「ここで あなたの手を握り」になります。
どうぞよろしくお願いいたします。

○メッセージありがとうございますv
> 3日21時台に「遙かなる――」などにつきお言葉を掛けてくださった貴女様v
こんばんは、貴女様v
改めまして、先には嬉しいメッセージを頂きありがとうございました。
そして今回、数日ばたばたしてしまい、ご返信にお時間を頂いてしまい
申し訳ございません。。。

冒頭に、かえってお邪魔では…とお書きでしたがとんでもないことですv
お言葉を掛けていただけることは、拙宅をお訪ねいただけることとともに、
何よりの元気の源なのですから…v

そしてもちろん、お言葉を掛けていただけることに感謝しながら、
もし、お言葉を頂けなくても、自分はそれでもこの話が好きだ、
この話を書けてよかった、だから自信を持ってアップしよう、
そういう気持ちでいつも更新してゆきたいと思っております。


また、拙宅のご返信の長さは、メールをやりとりさせて頂いている方には多分
今くすりと笑って頂けたのではと思うほど、もはや恒例な感じに
なっておりますので、どうぞ恐縮などなさらないでくださいv
嬉しくて、「どうぞ書かせてやってください〜」な気持ちで、長々と
綴っておりますもので、実は逆に、短くまとめるほうが自分には困難な
ことなのでございます…(笑)


さて、前文が長くなってしまいましたが、
メッセージではとても興味深いお話をありがとうございました。

「人智を越えるものの途方もない大きさ、切なさ」、私も、
貴女様と同じよう、そうしたものにとても惹かれます。
そして、そんなものに直面したときの、人の動き、人の精一杯の行動に、
やはりとても惹かれます。

「アルジャーノンに花束を」を例にお引きでしたが、ですので私も
あの作品はとても心の中に残りました。

少し似たモチーフのものに、本屋大賞を受賞した小川洋子の
「博士の愛した数式」がありますが、あちらは、記憶がある一定時間しか
保てない、天才数学者のお話で、毎日毎日顔を会わせる人の顔が
覚えられない、昨日の出来事を覚えていない、そんな切ない状況の中、
それでも人間らしく生きる数学者の姿を記していて、読む間もう、
胸を衝かれっぱなしでおりました…


貴女様には、「遙かなる 時のむこうで」の2編をご覧頂き、とても
驚いてくださったとのことでしたが、ひょっとすると上の「アルジャーノン」
ほかの読書体験もあって、自分も人知を越えた力に立ち向かう姿を
書いてみたいと思い付いたのかも知れません。

そうして、できあがった拙い創作たちが、貴女様の想いに近い形で
ご提示できたのだとしたら、とても光栄に、嬉しく思います。

また、「幸鷹のような理知的な人間にとって、自分を失うというのは、
どれほどの恐怖があるだろう」とお書きでしたが、自分もお言葉に
それを考えさせられました。

そうですね、幸鷹のように、いろんな事象を事細かに、先の先まで
正確に予測できる人ならなおさら、自分を失うというのはすさまじい
恐怖を伴うかと思います。
逆に、ものを知らない自分のような人間なら、何が起こるかのイメージが
できないため、たとえ行き着く結果は同じでも、恐怖も小さくてすむの
だろうと…

幸鷹は、そのキャラクター自体にもとても惹かれますが、彼が
巻き込まれることになった運命、対することになった運命が誰にも
増して厳しかったことが、さらに自分を彼に惹き付けて行ったのだろうと
思います。


メッセージを拝読しますと、貴女様には自分などとても及ばないほど、
読書家でいらっしゃるのではと拝察しますv
また、詩歌や長編もお好きとのことで、お読みになる範囲も
とても広くていらっしゃるのだろうと…

今は、「書く方は思う程には」とお書きでしたが、間違いなく、
それほどの読書体験をお持ちでいらしたら、いったん何か弾みが
つかれた折には、いくらでもお書きになれるのではと思います。

自分も、二年前まではまったく創作をしようとは思っていませんで、
拙宅にございます白虎さんたちを書くまでは、ほんの短いものでさえ、
思いついても終わりまで書くことができない状態でした…


自分の場合、仕事場で一時、業務報告以外の「その日の所感」を
記すことが義務付けられていたのが、文章をとにかく毎日書く、
ネタがなくても書く(笑)、という訓練になったのかも知れません。
今思うと、あれは文章の練習ではなく、日々何かB5一枚分は書けるくらい
何かを突き詰めて考えてみなさい、という経営者の
思し召しだったのだろうと思うのですが…

機会がありましたらどうぞまた、筆をお取りになってくださいませ。
アウトプットは必ずインプットに比例すると思いますので、
貴女様ならきっと自分などより突き詰められた、想いのつまった世界を
お創りになるだろうと思います。


また、「詩歌や俳句などの極限まで削られ、計算された美しさ。
言葉をそぎ落としてなお、無限に広がる世界。」をお好きと仰られましたが、私も
とてもそういう世界に惹かれます。
多分、言葉はひとつひとつ、それが目を通して脳に入り、脳で
イメージが完全に広がるまでに必要な個々の時間があるのだろうと
思います。

文章がかちこちでは入っていかないし、早く流れすぎてもイメージが
広がる余裕がなく、結果としてそれは書かれていないに等しくなる。

すぐれた詩人、歌人、俳人はそのあたりを熟知して、
言葉を選んでいたのであろうと思います。


また、「長大な小説世界にも自分を見失うほどに溺れたり」とお書きで
いらっしゃいました。
自分はお恥ずかしながら長いものはあまり読んだことがないのですが、
多少なりとも長く、その中で好きなのは司馬遼太郎の各種歴史もの、
カラマーゾフ、三国志でしょうか…
いずれも、人知を越えたものに向かう、または向かおうとした人々の
話で、歴史ものだと、「こんなに優秀でも越えられなかった」その切なさに
心打たれるものを覚えます。


…と、気付けば長々と語ってしまいまして申し訳ございません…////
本をこよなく愛していらっしゃる貴女様に、拙宅を訪れていただけたこと、
拙宅の小さな世界をお気に召していただけたこと、とてももったいなく
幸せに思います。


そしてユビキタスや異国のほうも、気に掛けていただきましてありがとうございますv
毎日これ修行な身の上でありますが、
貴女様に少しでも楽しんでいただけるものを、丁寧に少しずつ
創っていけたらと思います。


また、お時間などございましたらどうぞお相手してやってくださいませv
このたびも、お心のこもったメッセージを本当にありがとうございました。


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