兵庫の事故、昨夜は呆然とテレビを見ておりました。
実家とは離れた路線で、唯一やや近くに住んでいる友人も、 その家族ともども元気でそれはもう何よりだったのですが…
この友人、もとは震災でマンションが倒壊し、 それで離れた場所に引越しした子だったため、 その上に事故に遭ってしまっていたらあまりに あまりだと思っていたので、元気だよ〜!と返信が 来たときには涙がにじみました。
震災の時、東京から二、三日後に現地に着いて、 家族の無事な姿を見たあとで、幼馴染の子の家を 一軒ずつ回っていったのですが、そのときに 家がほぼ倒壊してしまっていた子がひとり居て、 もうそこには人は居なかったので彼女が無事に 逃れたのかどうかわからず、崩れた家の前に残っていた ポストに「来たよ。無事でいてね。もしこれを見て 連絡できるようになったら電話してね」と コピー用紙にマジックで書置きを残したあの日を 事故の映像を見ていて思い出しました。
「ここで あなたの手を握り」にて景時さんに 云ってもらった台詞は、震災前にはそこから見える筈が なかった六甲山を、軒並み倒れた近所の家の間から 見たときのなんて云っていいかわからない悲しさの 記憶からも出たものだったのですが、 本当に、突然来る死、というのは、 悲しすぎるものだと思いました。
そんな中、昨日、弟に初めての子どもが誕生しました。 同じ兵庫の地で、昨日という日に命が誕生したこと、 弟夫婦自体、いつも命のために働いている医師の二人であることでより、 二重の意味で、 忘れられない日になるのだろうと思いました。
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