2005年01月14日(金) |
「忠臣蔵外伝 四谷怪談」 |
期待度 ★★★☆☆ 満足度 ★★★★☆
なんとなく見ていたのですが、これが面白かったです。いや、面白かったというよりも、好き嫌いを構わず引き込まれてしまったというか。 なんといっても、佐藤浩市と高岡早紀がはまっています。細かなことを言えば、伊右衛門はもっとげっそりと痩せたイメージがあるのですが、伊右衛門というよりああいうぐらついた役として見ると、本当にはまり役。 気持ち悪いのだけど、怪談の怖さはないので安心して見ていられました。 が、お岩が恨みを晴らすシーンでは、やはり基本の「うらめしや〜」ってやって欲しかったなぁ。なんだか、やたらと強いんだもの。今時の女は幽霊になっても強いのね、と思ってしまった(笑)。だから、このシーンはあまり(全然)怖くない。 怖いのはお梅さんだよ、、、(あとで調べたら荻野目慶子だって、、あまりに白塗りでわからなかった)
もともと四谷怪談って忠臣蔵がらみの話なのですが、こういう描き方は珍しいのかな? 他の四谷怪談を見ていないからわからないけれど(怖いから見たくないし
この監督さん、里見八犬伝とか魔界転生の監督さんなのですね(もしかして、常識でした?)。とてもよくわかるような気がする、、、 魔界転生はまだ見ていないのですが(沢田研二版を見てみたい)、里見八犬伝もとにかく気持ちの悪い映画だったものな。
|