東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。

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2002年03月04日(月) ストイック

朝食を食べた後、長めのシャワーで体を目覚めさせ、家を出る。

本はなんとか読める具合の電車の込み具合。野村證券に居たという寺澤芳男という人のウォール街での半世紀を読む。株屋に身を置いたとは思えないほど人間味溢れる文体と観察力。普通のサラリーマンでは真似できないほどこの人は自分にストイックだ。

外出から戻り、黙々と書き仕事。今日は月曜だけに皆気が抜けているのが分かる。そんな時自分は俄然やる気が出るのだ。皆がやる気になっている時は妙に客観視してしまってやる気が出ないという生まれつきのへそ曲がり根性だ。

21時に社を出、家に向かう。電車の中で知り合い女性3、4人に一斉に花粉症で辛いですがどうですかとi-modeメールを打つ。i-modeメールは必ず質問調だ。

地下鉄に乗っている間に、留守電が入っていた。人のことを悪く言うのは嫌だがあえて言う。学生時代のご近所グループのうちの嫌われていた背が高い女性が皆を花見に誘っているという情報は入っていたが、自分のところまで来るとは。電話番号@ドコモからアドレスを変えた際にこの人だけには伝えてなかったので、留守電に入れてきたのだろう。何がそこまで花見に誘おうと駆り立てるのか。「察する」という言葉を知らない人だから仕方が無い。

家でカレーを食べ、寝るという至って平凡な一日が終わった。

♪WHAT ABOUT US? / BRANDY


manabu

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