東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
なぜか早朝4時台に目を覚ましてしまったので、もったいないので6時まで無理して二度寝する。一本早い準急に乗って高木彬光の古い文庫小説を読む。
午前中は予算の数字の検証とキャンペーンの媒体校正チェック3件。しかも締め切りが当日の午前中だったので、恐る恐る課長の未決箱に差し出すと、もう分かっているからという諦念顔で証印を押してもらう。
昼食は社食でフライ定食。何のフライだったかは思い出せない。地下の雑誌の読める喫茶店でガムシロ入りのアイスコーヒーを飲む。
午後はシステム案件の条件検証作業と支社とのやりとり。その後広告代理店の来訪あり、提案依頼していたDMのプレゼンを受ける。この広告代理店の提案はかなり高水準のもので、しかもどうしてそのようなものになったのかという理由づけがしっかりしていて個人的には高評価。内容の充実ぶりに心酔してしまうほどだ。
その後、関連会社の担当者にメールでデータ抽出の質問メールしてから19時に退社。今日は既に転職してしまった女性達との飲み会があるのだ。だが同期のN君もF君も来られず、男は自分一人になってしまった。しかも、過去にも同じメンバーで飲んだことがある人たち。S女史とIJ女史は彼氏と長く交際しているが、I女史は昨年の秋以降いまだに彼氏がおらず、結局話しは恋愛話になってしまう。自分がこれだけ尽くしているのにと、つい見返りを期待してしまう悪い癖があるのは自分でもよく分かっているのよ、だけどそれが治らないのよ、とI女史が愚痴るとそれに呼応してS女史とIJ女史が過去の経験をふまえてアドバイスするという図式だった。自分もどさくさに紛れて図に乗った。
会計後、店を出て東京駅への帰り道、偶然にもスポーツライターの乙武氏を見かけた。誰かを探しているような様子だった。
中央線の各駅停車で熟睡して武蔵境で降りてタクシーで帰る。
♪REALLY INTO YOU / AROUND THE WAY
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