雑記帳

2003年02月10日(月) 子どもたちは泣いたか 〜ナチズムと医学〜

子どもたちは泣いたか ギュンター・シュヴァルベルク著 大月書店 1991/7/12

人体実験のために5歳から12歳の子どもたち20人が人体実験の被験者に選ばれ、ついにはブレンフーザー・ダムで殺された。 そのルポである。

強制収容所にいれられ 親とひきはなされ、人体実験のために他よりは栄養状態よく、最後まで気づかず死へ至った。 ナチスものを読むと苦しくなる。 これは絶対強者が弱者をいたぶる・物としかみないようになるという精神構造への恐れからだろう。

評価 ○


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