戒 小山歩著 新潮社 2002/12/20
第14回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作品。 明帝の乳兄弟戒は目立つことをゆるされなかった。己を殺し道化として生きていく。中華風ファンタジー。
猿神として神格化され、明帝を堕落させた悪者として罵倒され、伝説上の人物としてうけとめられていた戒の墓所がみつかったところから話しははじまる。著者が民俗学を専攻しているとのことでこまかいところで破綻はない。架空の国(朝鮮半島のもの)を舞台にしており、西洋風のファンタジーのような派手さはないが読みやすかった。
評価 ○
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