雪のひとひら ポール・ギャリコ著 新潮社 2001/12雪のひとひらは、ある寒い冬の日、地上を何マイルも離れたはるかな空の高みで生まれました。灰色の雲が凍てつくような風に追われて陸地の上を流れていました。その雲の只中で、このむすめのいのちは芽生えたのでした。<本文より雪のひとひらの旅。回りが暗示している成長。ゆるやかに流れるように。評価 ○(あくなし)