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■ 春の足音…なのに寒い日でした。
今日は劇団員の壮行会でした。日付が変わってしまったので、昨日ですね。
一人は東京の大学進学、一人は旦那さんの仕事の転勤。 3月はそういう季節です。きっと日本全国で同じような、寂しさを持った人がたくさんいるのだろうなと思います。
大学へ進学する男の子は、旗揚げメンバーで、ホールの倉庫で旗揚げメンバーの6人でいるときに、「劇団を旗揚げしましょう」と僕が言われて、「少し考える時間が欲しい」と答えたら、「今じゃなきゃダメなんです!」と言った熱い男の子です。 その時、背中を押されたから、僕は決断できたのかもしれません。 旗揚げ時から男性役者NO.1だと言い続けてきましたが、その気持ちは今も同じです。(旗揚げ当時男性役者は1人でしたが…) この子を主役でいつか芝居を創りたいと、今日、言いました。それが、ほんの少し先の未来で叶いますように。
旦那さんの転勤が決まったメンバーは、1回・2回での舞台監督さんで。底抜けに明るくて楽しい人です。考えてみると、劇団員の人間関係以外でHPを見て入団してくれた初のメンバーです。 初めて見学に迎えるときの緊張感は、今もはっきり覚えています。入団後もすぐに慣れて、明るさと優しさを振りまいてくれました。それは大きな財産です。劇団にとっても、僕にとっても。
壮行会はノンアルコールで、お菓子パーティーでした。わいわいやって、前の公演「Diary-1982-」の公演前や公演後や稽古の姿を撮ったDVDをみんなで観ました。 半年も経ってないのに、懐かしく、若かったです。(笑)
劇団の後援会長さんもお越しいただいて、差し入れまでいただいて、嬉しかったです。 記念の集合写真も撮ったんです。 で、帰って、私のデジカメの写真を見たら、私の頭の上でピースしている素敵な方や爪を立てている素敵な方がいて、笑いました。
終わるのが寂しいくらいに、楽しい壮行会でした。 二人とも、退団ではなく、休団です。 送別会ではなく、壮行会です。 きっと、いつか、またいっしょにお芝居創りができますように。 おっちゃん、そのためにも良い脚本が書けるように努力し続けますよ。
その後、団員7人で、カラオケへ。 あんまり歌は歌わないんですが、東京へ行く男の子と何曲かB'Zの曲を歌いました。 考えてみたら、B'Zは凄いですね。僕らが青春時代から今に至るまでずっとトップであり続けてるんですものね。お陰で、こうやって、10歳も離れている子と同じ歌を歌えられるんですものね。感謝。 みんな、歌が巧くて。そして、若くて熱いなぁと感心していました。 これまた楽しいカラオケでした。
先月、男性が2人、入団しました。
先週、休団する2人のことを考えているとき、思ったんです。 もっともっと人の縁を大切にしようと。 縁が円になっていくようにと。
2005年03月13日(日)
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