日記擬。...松本

 

 


不審[食]物 - 2002年06月02日(日)


ヒトの作った食べ物――所謂手料理を食すことになった場合、けっこう自分の認識の範囲外のだったり思っても見なかった取り合わせだったりにぶち当たる……ことも、あったりするわけで。
で、自分にとってアリだったりナシだったりというのは、その出てきたモノによりけり。
アリだった時には、もちろんそのままおいしくいただいてしまえばいいんですけど、そうでない場合というのはけっこう苦しいものがあります。よほどでない限り残すのも申し訳ないからなんとか片付けようとする性分なんで、食べはしますけど。
とりあえず、眉間のシワくらいは見逃してもらうとして(苦笑)。

って、なんか前置きが大袈裟ですが(苦笑)。
要は夕飯の食卓に「何すかこれ」ってモノがあったってことですね。
なんか、ピンク色の。
シチュー……らしいんですけどね、ええ。
冷蔵庫に山程あるんで、なんとか始末したかったみたいなんです。タコを。
そらピンクにもなるよな。確かに。
まあ、それは別にいいんですけど(っていう時ってぜってー良くないって思ってるって話もある/笑)。世の中には、自分が知らないだけでもっと色々なものの入ったシチューもあるんでしょうし。そういう意味で言うなら、シーフード入りなんてもう、メジャーもメジャー。 <なのか?
ただ、それならそれで作り方ってもんがあるだろう、っていう気がするんですよね。
個人的にはこう、やっぱり口に入れたとたんにサラダ油(揚げ物等に使用済)の味が広がるクリームシチューってのは、さすがにどうかと思うんですよ。
肉でも入れれば、そこから油も出てくるからさほど気にはならないけど、モノがタコ(のみ)だし。しかも色からしてこれ、ルーだけで牛乳も入ってないし。せめて、具を炒めるときにはバターくらい使って下さい。
ちなみに「冷蔵庫に無かった」という理由により、ニンジンも入っていませんでした。
買って来いよ、スーパーまで3分もかかんないんだから(泣)。

――食べましたけどね。割り当て分は。

とかぐちゃぐちゃ言ってますけど。
自分だって別に、未知のモノに対してやみくもに拒否反応を示すってわけでもない、つもりなんですが。
外食のときなんかであれば、むしろ「これ怪しい(笑)!」とかいって積極的に頼んじゃったりする方ですし。つってもこの場合、作る側にしても商品として金を取るに値すると思って出しているわけで、という最低限の保証みたいなもんはあるわけで。
やっぱり、そういうのが無くて「失敗しちゃったけど、勿体ないし。まあ、仮にも食糧使って作ってるんだから、死にゃしないって」で済ませられるモノとは違いますから。

つーか本人、失敗だったとか、この辺ちょっとどうかなぁ、とかいったことを判断しようというという意識そのものが無いってのが、そもそもの問題なんでしょうが。
それとも、単に自分とは味覚の作りが違うだけで、向こうの味覚でおっけーなもんが自分にとっては受け入れがたいとかそういうことなのかもしれないですが。大体、自分自身だってさして繊細な味覚をしてるわけでなし。
でも、これまでの経験からして、そんなに世間一般とかけ離れた反応したことは無かったし、やっぱりこう……(以下無限ループ)



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