2005年04月20日(水) 映画「阿修羅城の瞳」 |
「阿修羅城の瞳」
監督・滝田洋二郎(「壬生義士伝」「陰陽師」)
原作: 中島かずき(劇団☆新感線)
出演・市川染五郎・宮沢りえ・渡部篤郎・樋口可南子・内藤剛志
音楽・管野ようこ
渡部篤郎フィーバー度☆☆☆☆★
劇団☆新感線の演目が映画化。
その劇団名は知ってて興味津々だが、
劇の内容は何も知らないので、期待も何も無し。
TVCMで市川染五郎と宮沢りえが出るのを知ってただけ。
初っぱなにスタッフロール、管野ようこに「へへ〜」となるヲタ魂。
どおりで最初の殺陣BGMが琴線に引っかかるわけだ…。
半ばジャンキーな市川・渡部両人の演技に胸が高鳴る。
最初に市川に捉えられた鬼が城戸さんだった。
タイムレンジャー(青のみ)、今度は江戸時代に出現!
ここらで、既に呑み込まれた(笑)
以下、箇条書きでピンポイント感想。
・女性陣が綺麗。
宮沢りえは年とっても変わらないなぁ。
昔、シンクロのドラマ出てた時のまんまだ…。
最後の降臨した時の姿はチャイニーズ・ゴーストストーリーかと。
衣装がとげとげしていて痛そうだ。珊瑚か?アレは。
あと、美惨の樋口可南子さんがもう…黒くて素敵。
あんな尼さんいたら、仏道修行に励めないと思います。
変身後のお姿もまた、妖艶でまぁ…。目の保養。
笑止…市松人形。着物が可愛い。
・歌の意味が知りたい。
「茨木 葛城 土蜘蛛 御将門 …」ってやつ。
御将門が気になるんですよな。将門公。
マサカドゥス。トウキョウの護り神(メガテンネタ)
・阿部邪空=渡部篤郎がかっこいい。
初見でクラリと来た。
あぁん、もう、こういうのに弱いんだってば!
いかにも一番になれません、脇役所…。
大 好 き で す !!
癖のあるお芝居がまた素敵。
結局は、主人公に倒されるんですが、似合ってる…。
なんだかこういう役がよう似合ってる…。
ケイゾクが見たくなった。DVD欲しいなぁ。
・寺田克也氏の着物が出てきた。
出門が芝居終えて、着替える時に来ていた白い着物。
その柄は…寺田克也氏のイラストだった…。
・市川染五郎はそのまま本職。
本職そのまま演じてるような印象。
着物着ても変な感じしないし。
川遊びしてても似合ってるし。
鯔背だねぇ…芝居じみた台詞回しも気にならず。
綺麗な顔してらっしゃるな、と実感。
・ひたすら「阿修羅×∞」の連呼に悦。
いろんな役者さんの「阿修羅」を聞けて満足。
そんでもって、でかい阿修羅像出てきて悦。
阿修羅≒恋するおなご説に感心。
総合感想。
話は途中で読めて飽きた。でも、画面は好みだった。
舞台を知ってる人は「…。」らしい。
知らない人の方が楽しめるかも知れない。
阿修羅にまつわるエピソードを知らなくても楽しめます。
(生半可に知っているので、突っ込みたくもなったり)
周りの造形美はアバチュに負ける(比べんな)
後、アイヌ装束も出てきて必要以上に小物に目が行った。
宮沢りえは本当に綺麗だなぁと思った。
劇団☆新感線の舞台が見たいと思った。
1時間でトイレに立った。戻ってきたらちょうど濡れ場で困った。
トイレが近いのに、飲みモノ飲むのはやめようと思った。
ポップコーンこぼした。係員さん、ゴメンナサイ。
以上。馬鹿な感想ですね…。