三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記

☆ 綾 姫 ☆

久しぶりに・・・嬉し泣き
2002年10月05日(土)
ずっと妹のように思って来た女の子が居た。
その子は、家族にも恵まれずひとりぼっちで生きて、心の病気を持って居た。
昔の私を見ているようで、何とかして上げたかった。

私の経験上、彼女は絶対に這い上がって来る確信があった。
だけど、下向いてた彼女には、私の言葉は届かなかった。
が、私の本を読んでから、少しずつ変化が出始めて居た。
そして、やっと暗闇の先に小さな光を見つけてくれた。

私は彼女に言い続けた。
「何時までも暗いトンネルは続かないから、
探し続けたら、必ず光は射して来るから」と。

小さい1歩だけど、すっごい大きな1歩。
これからも、苦しくて辛くて傷だらけになるだろう。
だけど、見つけた光は、絶対に消える事は無い。
自分でつかみ取ったのだから。
後は、暗黒の世界が光に満ちる場所まで歩くだけ。

作家として、一人の人間として、
自分の書いたものが、一人の人間の人生を変えるきっかけになった。
こんな嬉しい事は無い。久しぶりに嬉しい涙が自然に溢れて来た。

苦労して悩んで苦しんで書いた「光さがして」この感動は絶対に忘れない。
彼女は私に「感謝してるからね」と言った。
が、私が彼女に言う言葉だ。「ありがとう」と。

本当に書いて良かった〜本当に・・・