三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記

☆ 綾 姫 ☆

ノンフィクションって。。。
2004年12月02日(木)
自分の気持ちのままに事実を書いているつもり。
HPに自分の気持ちを誤字脱字を気にせず、せっせと書けて居た頃が懐かしい。

最近、母親と話をしていて気がつく。忘れていた光景がふと浮かんで来る。
母親に「あんた、こんなマンションに住んでなかった?」と聞くと、
母親は「それは★★町のマンションやなぁ。来てたやん」
そうなんか?私行ってたんか?

転落した頃の記憶が鮮明に戻って来た。その後数年の記憶も。
それは私にとって、良い事なのか悪い事なのか解らないのだけど。


自分で言うのもあれだけど「すっげー棘が取れて来た」と感じる事がある。
歳のせいなのか?「あの地」を離れて半年たったからか?
それとも憎みきってた母親と、それなりの距離で付き合えるようになったからか?


泣いて詫びた母親に、
「私は冷たいで。私にとってじゃまな人間は切り捨てるでな」と宣言した。
私の人生にとって、母親はじゃまでしか無かった。
母親という存在すらうっとうしかった。早く死んでくれれば良いと。
生きて再会したら、絶対に殺してやると。

憎しみは消えない。けど憎しみからは何も生まれない。
20年前の事を、何時までも引きずっている私を私は嫌い。
「親は子供を許せるけど、子供は親を許せない。それはそれで良いのでは?」
そう友達に言われた。

母親が生きてる間に、心の底から許せるのだろうか?


最近、自分が書いた物に欠けて居る所があることに気がついた。
それは、記憶がなかったから書けなかった事。
それは、母親と話をするようになったからこそ思い出せた事。
良い事じゃ無いから、このまま封印しようかとも考えている。
反対に、事実を事実として受け止め、書こうとする私もいる。

守りに入って書く文章は、感情が無くて嫌い。
憎しみに凝り固まっている私の書いた文章からは何も生まれない。
じゃあ、どうやって書けば良いのだろう。


苦悩する日々。。。