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| 2004年08月12日(木) ■ |
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| 村田エフェンディ滞土録 |
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「村田エフェンディ滞土録」(梨木香歩)を読みました。最初は、短い話が淡々と続くだけだったのですが、最後はググッと引き込まれました。異なる民族が集うトルコの下宿屋…雑多な雰囲気と最後のギャップに涙。最初に何気なく出てきた鸚鵡が、あんな印象的な役割を果たすとは。村田の帰国後の人生によって、留学時代の思い出が輝きを増しますね。留学したことのある人や、外国人の友達が居る人にはすごく気持ちが分かるかも。国と国とが争うことの空しさ、分かり合うことの難しさが、説教くさくならずに描かれています。
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