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やすみ日記
梅子
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2008年12月14日(日)
山口晃ソロトーク

山口晃さんのソロトーク(大山崎ふるさとセンター)に行ってきました。
大山崎山荘美術館の展覧会に併せた講演会です。

山口さんは、「風が強く吹いている」の表紙を描かれた画家です。
私は、テレビの若沖特集で初めて知りました。その後、ブルータスで若沖を描いたマンガを見て、面白い人だなーと興味がわきました。

講演会は申込者多数で、定員を130から170名に増やしたそう。東京や札幌からお越しの方もいらっしゃったそうです。
山口さんはひょうきんな方で、会場中、笑いが絶えませんでした。
ホワイトボードに絵を描きながら話して下さったんですが、分かりやすくて良い方法ですね。
すぐ話が脱線して、スケキヨ(犬神家の一族)とか描き出さはるのが可笑しい。寅さんの声マネも上手すぎ(笑)

最初は三面記事ネタ、次に大山崎で出会った人々、最後が美術館について。

大山崎について。
山口さんは、取材に来るたび、町長さん、宮司さん、金閣寺の鳳凰を修復した人等、色んな人に紹介されたそうです。会う前の町長さん想像図(ロマンスグレー)の絵が、上手すぎて可笑しかった。

計画について。
展覧会は1年前から準備していてて、最初は「大山崎山荘砦化計画」というのがあったそうです。
周囲に土塁を積み、町民は武装して、仮想敵は枚方市辺りで…とのことでしたが、もちろん実現せず。計画は縮小され、秘密基地の模型展示に落ち着いたそうです。
「計画ってのは小さくなるので、最初に大きく広げておくべきなんです!」とのこと(笑)

美術館について。
新館は、安藤忠雄のコンクリート打ちっ放し建築なのですが、山口さんは「灰色の宝石箱」と呼んでました(笑/本来は「地中の宝石箱」という愛称です)
「建築家って円形好きですよねー。ものすごく、絵が掛けにくいんですけど(苦笑)」と展示の苦労を語ってはりました。確かに。

最後に質問コーナー。
「サントリー美術館から、個展の依頼があったらどうしますか?」との問いに(大山崎山荘の母体はアサヒビール)、「塩まいて追い返してやります!」と勇ましい答え。その後、急に気弱になって「関係者の方いらっしゃいませんよね? 今のはトーク上の建前ですからね!」と弁明。画家も色々大変ですね(笑)
次の質問者に「先生」と呼ばれ、動揺する山口さん。
ホワイトボードに、蝶ネクタイの厳めしい顔をした「せんせい」の絵を描き出しました(笑)「先生と呼ばれると、どうしていいか分からない」と大層お困りの様子。

面白いトークショーでした。面白い絵を描く人は、話も面白いんだなぁ。偉そうなところが全然なくて、親しみを感じます。
今日は、そのまま真っ直ぐ帰宅。
展覧会は3月までやっているので、また今度、じっくり見に行こうと思います。

1/18(日)キャンパスプラザ京都でもトークイベントがあるそうです。