カタルシス
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2004年04月26日(月)  はるか、ノスタルジィ 

サイトをちょっと整理 主に『Diary』部分ね
いつも直接この日記に来ちゃってる人はTOPから入ってみて下さい 微妙に変わってます(笑)

それから ブルームのサイトで使用終了した「web clap」を再利用 というか実は初めからこっちに使い回すつもりで登録したんだけどね
同じ人からでも何でも 良い感想から苦情まで 反応が見える方がやり甲斐につながるので よろしくお願いします〜

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夜 金田一耕助シリーズ『白蝋の死美人』を見た
今の古谷一行に金田一を演らすのはどうかと思ったが 何だか色々頑張って踏ん張ってる感じの番組になっちゃってたので もぉ何でもいいよ…という気分で後半を見てしまった

筋書きが甘いのはCM含みの2時間枠で話をまとめようとした所為なのか 人気シリーズの恩恵に頼り過ぎたのか とにかくサッパリ盛り上がりのない印象

古谷一行の他には 河合警部に谷啓 物語の主軸を担う名門一家の女家長に岡田茉莉子 その家の嫁で元女優の美女役に杉本彩 復顔の権威に清水紘治 …2時間ドラマ色だな

私の目当ては元劇団☆新感線の橋本さとしだったんだけど 珍しく本当にキーパーソンで 悪人じゃない役だったのがちと驚き
普段だとキーパーソンと見せかけてただのカマせキャラとか 重要な役だけどサイテー人間とかすぐ死ぬ役とか 善人だとホンの端役 だったりしてたんでね(苦笑)

それにしてもあの事件 終わり方あれで良かったのかなぁ? どうでもいいっちゃ いいことだけど

金田一の時代設定に合わせた風景を「必死に探して撮って来ました!」みたいな背景には ちょっと拍手を贈りたくなった こんな場所よく見つけたよなー…って街が映っててさ
でも 懐古的な雰囲気を意識するあまりセピア色のフィルターを多用していたのは頂けない 普通に映した方がいいって普通に 逆にデジタルで撮ったであろう画面をワザと粗い画質に処理したのは惜しい努力だったと思った ワザとらしさが薄れるまであとひと息! あんなに頑張ってる風だったのにフィルム撮りの質感にはやっぱり及ばないんだよなー

技術はどんどん進化してってるけど「古き良き時代」を撮るのは年々難しくなってるってことだね 残念なことだわ

『はるか、ノスタルジィ』1992年/日本


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