カタルシス
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2008年03月01日(土)   

母が月1のいなか訪問によりお留守でらしたので 夜本家へ行って父と夕餉の卓を共にしていたところ 21時からBSでケイト・ブランシェットの『エリザベス』が放映なことに 20時50分に気がつきました

わーわー!あと10分?!

ちなみに我々姉妹の家ではBSが見られません
かといって土曜の21時なんてゴールデンタイムを壮大な歴史映画(しかも字幕)で奪ってしまおうなんて 父が気の毒過ぎます

なので 限られたその10分間で録画ができないものかと試みてみましたが どうやらビデオのBS設定をせぬまま放置していたらしく デッキでBS再生ができない!その時点で残り5分!(半泣)・。


・・・結局 父のTVタイムをまるっと2時間搾取する親不孝な姉妹が降臨したのでありました


や 一緒になって見てくれてたけどもね お父様
我々と違ってそんなに興味なかったと思うんだよね しかも字幕だからさ 画面見てないと何言ってるか解らないじゃない くつろいだ気分にはなりにくかったろう(苦笑)

ホントごめんなさい
でもおかげでレンタルできずにキリキリしていた『エリザベス』を見ることができました!

ありがとうパパ〜ン!!


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『エリザベス』鑑賞

〜感想はのちほど〜

おっと これだけは先に一言書いておこう
戸田ナッチの字幕だったんですが 最後の最後に
「私は処女になった」
というエリザベスの決め台詞のような言葉がありまして

単語が単語なだけに父と一緒に鑑賞していた我々は一瞬「は?汗」と思ったし その場面においてこの台詞はあまりに唐突過ぎて意味がまるで解らず しばし3人で変な空気を漂わせたのですが あとになって調べてみたらあそこ

「私は聖母(マリア)になった」

って訳すのが正しかったのだとアチコチで書かれていました

あー!それだったら意味わかる!通じます!!
「ヴァージン=処女」は確かにそうだけど 頭に「The」がついたら固有名詞なんだゼぃナッチ・・・orz

彼女の偉業(←“誤訳”と読む)は計り知れないと 久々に実感した出来事でした・・・
 


★★ナッチの偉業例:『ラブ・アクチュアリー』★★

主婦(エマ・トンプソン)が現役の英国大統領(ヒュー・グラント)に向かって
「My big brother!」と言いながらハグするシーン。
彼女たちは姉弟なのですが、ナッチはこの台詞を「兄さん!」と訳しています。

劇場で見たときはビックリしたさ!
エマ・トンプソンがヒューの「妹」に見える人がいるってんなら
ぜひ突き出してくれたまえ


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