カタルシス
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定時であがって吉祥寺シアターを目指す 今月数少ない「遊び」の予定 on 舞台 ナノスクエア主催『in fantasioso(イン・ファンタジオーソ)』
⇒●ナノスクエア ⇒●in fantasioso
め組の看板役者・藤原習作さんが客演するというので昨年内にサクサク手配した舞台だったんですが 客演といいつつかなり出番の多い役というか ほぼメイン? 狂言回し的位置の重要なキャラクターを演じておられました 藤原さん目当てで観るには充分な見ごたえでしたYO!
何故か日本に棲んでいるヴァンパイアの伯爵と その使用人的ポジションのワーウルフと 日本に生まれ棲むヴァンパイアの同族 何するでもなく悠久の人生を退屈に過ごしているところへ 迷い込んできた人間 伯爵たちはこの人間をつかって退屈しのぎをしようと計画し この土地土着の妖怪「雪女」を彼らにけしかけて ことの顛末を見物しようとしたのだが・・・
大筋はこんな感じ 「不思議の国のアリス」と「真夏の世の夢」と「怪談(くゎいだん)」がごた混ぜになってました 作品の雰囲気には「世にも奇妙な物語」の気配もあったかな 時代設定が1912年(明治45年・大正元年)となっていたので江戸川乱歩の世界観も混じっていた とにかく何と言うかこう 軽快で滑稽なのにどこかダークな皮肉が絡んでいてスッキリは終らない みたいな全体像
タイトルになっている「Fantasioso」は洋館の名前として劇中に登場していますが 一耳するだに英語じゃねーよなーというラテン系な響きの単語だったので 軽く調べてみたところ
イタリア語で「空想的な」 スペイン語で「想像力に富む」 ポルトガル語で「想像力に富んだ」 案の定英語には存在しない単語でした
まあ 英語の「fantastic(幻想的な)」にあたる単語だろうと容易に連想できますが 「ファンタスティック」だと印象が爽やか過ぎてイメージ合わなかったとかじゃないでしょうかね もっとシニカルで謎めいた雰囲気を出したかったのだろうと勝手に推測
ただ 公式サイトに記載されているストーリー紹介の末文
「Down the Rabbit-hole,(ウサギ穴に落ちたら) He is in ”fantasioso”.(そこは不思議の国)」
舞台は日本の山中だし ドラクルはルーマニア出身だし 「fantasioso」も英語じゃないんだから 英文などにせん方が良かったのではあるまいか・・・ かろうじてアリスの作者ルイス・ キャロルが英国人ではあるけれども
取り敢えず2回目を18(日)にも観に来ます
ガストでガッツリ食事をして 下り電車にて帰宅 行きは高円寺で「線路内立ち入り」 帰りは八王子で「人身事故」があってダイヤ総崩れでした
スパナツの公式ガイドブック2が届いていた 原稿は線修正と同時並行でスキャン開始
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