時間と云うものは 自分の背中からやってきて とおりすぎて行くといいます。
だから未来は見ることが出来ないんだけれど 過去は振り返ることが出来る。
未来から無数の糸が流れてきて 私達はそれを紡いでいく。 だから過去はまっすぐな一本の糸。 その一本の糸は 自分で歩んだ道の足跡。
未来を見てしまいたいという欲望。 けれども 知ってしまのが怖いという場合の方が多い。
未来を知るということは 自分の最後の瞬間まで知ってしまうかもしれない。 極端な話、私はそこまで思ってしまいます。
そう思うと この時間の流れの例えは よく出来てると うなづけてしまうのです。
「川の流れは誰も変えられやしないさ 東へおれ西へ涙を運ぶ」
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