私の悲しみは私の一部であって切り離そうにも切り離すことは出来ない私の喜びもまた同じように私の一部であって私を離れることは出来ないどんなに忌み嫌ってもどんなに別れを惜しんでも私の一部は私の一部なのだ私が作り上げた私の一部なのだそれはどうしようもない事実私とははいくつもの悲しみと喜びで出来ているただの器でしかないのかもしれない