長いお別れ
DiaryINDEX|past|will
愛していると言って、抱きしめたい。 自分で自分を抱きしめてみても心はちっとも暖かくならない。 冷たい夜も1人の朝も、もう慣れたはずなのに。 こんな思いをしてまで手にしたかったものはなんだったんだろうね。 もう二度と逃げ出しちゃいけない。後戻りもできない。 進むしかない。やる前から諦めてちゃ駄目なんだ。 間違って傷ついて、そのひとつひとつが個性になるなら、この痛みも、 この涙も、意味のないものなどないと信じて。 真っ暗な空の下、走り抜ける。光が見える場所まで。 内なる声に耳をすまして、いつか誰かと繋ぎ合う手を握りしめて。
|